悲惨を極めた引き揚げ その船の中で聞いた「りんごの唄」と希望
満州からの引き揚げ船の中で歌った朧月夜のエピソードを何度か紹介しましたが、実際に引き揚げ経験を持つ方の手記がこちらに掲載されています。
ソ連兵の侵攻は太平洋の島々での戦い、沖縄の戦い、フィリピンなど占領地での戦いの悲惨さ同様、相当のことがあったはずですが、あまりに悲惨だったために本当のことを語らない方も多いと言われています。
紹介した手記は平壌からなんとか南側にたどり着き、引き揚げ船で「リンゴの唄」を聞いて感動したエピソードがあります。唱歌や軍歌ばかりだったので感動したそうです。まさに「希望そのもの」。ひとつの唄がどのように聞かれ、愛されたか、私たちはなかなか知る機会がありません。
ちなみに、作詞はサトウハチロー。この唄は戦時下に軟弱すぎるとして検閲を通らなかったそうです。
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