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2010年3月12日 (金)

生まれつき声帯が一つしかなかったナナ・ムスクーリ


フレンチソングの中でも比較的古い曲である「Plaisir d'amour」。
1780年にJean Paul Egide Martini(1741-1816)によって書かれた曲です。
ビデオではジョーン・バエズとギリシャの歌手ナナ・ムスクーリのデュエットで、ビデオの途中からこの曲になります。
ウィキによると世界で最もレコードの売り上げが多い一人で、世界で2億3000枚以上売っているとか。彼女の声の特徴は、通常二つある声帯が生まれつき一つしかなかったことによるらしく、ナチス占領下にあったギリシャで貧しいながらトレーニングを積み、哀愁ある見事な歌唱力を得たようです。

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2010年3月11日 (木)

カナダの国歌に性差別があるのか


国歌を大合唱しているアワライなビデオですが、バンクーバー五輪が終わったばかりのカナダで、この国歌について議論が活発になっています。
問題になっているのは国歌「オー・カナダ」の一節「True patriot love in all thy sons command」。
つまり「汝の息子すべてに流れる真の愛国心」(続きで紹介しているビデオでは別の訳になっています)という歌詞に、性別を特定する差別があるのではないかという問題。
特定しない歌詞を採用すべきか検討していましたが、5日、国民の強い反対(テレビやラジオを通して)があったため、撤回したそうです。
結局、国民のほどんどが歌の原型を大切にしたいということのようです。

続きでは歌詞つきの国歌のビデオです。

続きを読む "カナダの国歌に性差別があるのか"

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2010年3月10日 (水)

Sound of Silence 歌詞を直訳して真相に迫る 3


最初に紹介したモノクロのビデオでアート・ガーファンクルが語っているのは、「人々にはコミュニケーション能力がある。周りを見て、お互いに愛し合うべき」
これがこの歌のテーマでもあります。
「沈黙ではなく、愛せよ」
西洋的にはこんな感じでしょうか。

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2010年3月 9日 (火)

Sound of Silence 歌詞を直訳して真相に迫る 2


直訳を読んでもやはり意味はわかりずらい。
なぜわかりずらいのか。
彼はユダヤ人なので、教義が影響されているのは確かでしょう。
日本人ならそう簡単に「お告げ」という言葉は使いません。
英語の使い方を見ると、詩人のホイットマンの影響もあるような気がします。

書いたのは10代。
比喩を大胆に使って何かを表現したい。

その気負いが生んだ、わかりづらい歌詞。
それが答えかもしれません。

実際に彼は昔のインタビューで、それほど歌詞に深い意味はないことを告白しています。
おおまかな意味は、「社会が問題やメッセージを無視するというフラストレーションと不安」です。

解釈

主人公は心の中の「沈黙の音」の中に、ひとつの幻想が育つのを知ります。
それに触れたとき、その幻想を見ます。
沈黙の人々を。
その「沈黙」が巨大化していることを主人公は彼らに警告します。
彼らの神「ネオン」はお告げを残します。
「日常に答えはある」

また、「silence」といえば、1962年にレイチェル・カーソン「沈黙の春 Silent Spring」があります。
1960年から1965年にかけてはベトナム戦争、キューバ危機。
元ナチス親衛隊中佐アドルフ・アイヒマンがイスラエルで絞首刑。

ちなみに、キリスト教では「沈黙は神の友達」と言う人もいます。混乱、争乱の中では神の言葉を見つけられないと。ただし、それを基に解釈するとまったく意味が変わってしまうので違うでしょう。

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2010年3月 8日 (月)

Sound of Silence 歌詞を直訳して真相に迫る


世界中でこの歌の歌詞について様々な解釈がされています。
英語の苦手な日本人じゃなくても、この歌詞は難解。
英語圏のネット上では「コミュニケーション不足の社会を歌ったもの」「何も見ようとせず、知ろうとせず生きていく人々」と説を論じています。
まずはこの歌詞を読み解くにも、意訳されたものだと遠回りになってしまうので、いつものように素直に直訳してみます。そこから内容を想像してみるのが得策です。
解釈は明日。

Hello darkness, my old friend
こんにちわ暗闇(ダークネス)。僕の古い友人
I've come to talk with you again
また君と話しに来た
Because a vision softly creeping
なぜなら、ある幻影が忍び寄り(静かに+はい回る)
Left its seeds while I was sleeping
眠っている間にその種を残していったから
And the vision that was planted in my brain
そして、僕の脳で育った幻影は
Still remains
Within the sound of silence
「沈黙の音」の中にまだ残っている
----
In restless dreams I walked alone
休むことのない(落ち着かない)夢の中で一人歩いていた
Narrow streets of cobblestone
敷石の狭い通り
Neath the halo of a street lamp
街灯の光の輪の下で
I turned my collar to the cold and damp
寒さと悪気に襟を立てた
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light
夜を引き裂くネオンライトのフラッシュに、僕の目が突き刺されたとき
That split the night
And touched the sound of silence
その「沈黙の音」に触れた
---
And in the naked light I saw
裸電球の中で僕は見た
Ten thousand people, maybe more
一万、おそらくそれ以上の
People talking without speaking
話さずに語らう人々
People hearing without listening
聞くことなく聴いている人々
People writing songs that voices never share
聴かれることのない声の歌を書いている人々
And no one dare Disturb the sound of silence.
そして、誰も「沈黙の音」を邪魔しようとするものはいない(dare disturb 立ち向かう+邪魔する)
---
"Fools" said I, "You do not know
「馬鹿」と僕は言った。「君たちは本当に知らない
Silence like a cancer grows"
癌のような沈黙が育っていることを」
Hear my words that I might teach you
僕が諭す言葉をきけ
Take my arms that I might reach you
僕が差し出した腕をつかめ
But my words like silent raindrops fell
でも、僕の沈黙の雨粒のような言葉は落ちて、
And echoed In the wells of silence
その沈黙の井戸に、こだました
---
And the people bowed and prayed
そして、人々は頭を下げ祈った

To the neon god they made.
彼らが作ったネオンの神に

And the sign flashed out its warning.
そして、お告げが警告を発した

In the words that it was forming はっきりと書かれた言葉で

And the signs said."The words of the prophets are written on the subway walls

お告げには「預言者の言葉は地下鉄の壁とアパートのホールに書かれている」と書かれていた。

And tenement halls."
And whisper'd in The Sounds of Silence.

そして、その「沈黙の音」の中でささやいた。

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